犬の移行上皮癌や膀胱がんを克服するためには、移行上皮癌や膀胱がんについて正しく理解していただき免疫対策をするすることが大切です。このページでは移行上皮癌・膀胱がんの特徴や治療法、予後を改善する方法などについてまとめました。

進行がんでも免疫の取り組みを行う事で体調が改善したりQOL(生活の質)を維持し元気食欲を回復させる事はできると考えています。実際コルディで免疫対策をすることで犬の癌をコントロールできた例は多数あります。改善例も多数紹介しています。皆様の心の支え、希望の光となることができれば幸いです。

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監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

犬の膀胱癌・移行上皮がんについて

膀胱は腎臓から送られてくる尿を貯めるための臓器です。そこに発生する腫瘍のうち悪性のものが膀胱がんです

犬の膀胱がんの多くは移行上皮に発生する移行上皮癌です。

犬の膀胱に発生する腫瘍の大部分が悪性です。良性はあまりありません。悪性腫瘍はすなわちがんであり、増殖・転移が速いという特徴があります。腫瘍が膀胱内にとどまっていてくれれば直ちに生命をおびやかしませんが、尿管を塞いでしまうような場合は急いで処置をしないと危険です。

血尿などの疑わしい症状があったとき「様子見」は適切な選択ではありません。早めに動物病院に連れていきましょう。ただの膀胱炎のこともありますが、エコー検査などをしてもらうのが安心です。

膀胱がんの発生原因、特徴、症状-犬の膀胱がん・移行上皮癌

犬の膀胱がんは「移行上皮癌」というタイプが多く、あまり予後が良くありません。膀胱炎と症状が似ているために受診が遅れることが多々あります。血尿や頻尿が現れたり、膀胱に硬さを感じたり、触れると痛がる場合もあります。

原因ははっきりわかりません。人間の場合は喫煙や有機溶媒の吸引が膀胱がんの発生に関連しています。動物の場合も合成添加物を使っていたり農薬が残っているような食品は控えたほうが良いでしょう。食事を変えるのは難しいかもしれませんが、きっと治療に役立つと思います。

検査方法--犬の膀胱がん・移行上皮癌

まずレントゲン検査や超音波検査(エコー)で、体の外から腫瘍の様子を確認します。CTを使うところもあるかもしれませんが、普及率の低さから一般的ではありません。MRI画像検査も一般的ではありません。ちなみに尿は真っ白に写ります。

生検、バイオプシーで実際にがん細胞を採取して確認します。尿中にがん細胞が観察されることがありますが、必ず見つかるわけではありません。

手術-犬の膀胱がん・移行上皮癌

一般的に、腫瘍が取り切れる可能性があれば手術が優先されます。がんの広がり具合によって膀胱の一部だけを摘出する場合と、膀胱の全てを摘出する場合があります。

手術時にどうしても膀胱の神経を傷つけやすく、後遺症で尿の出が悪くなったり頻尿が起こることがあります。一部摘出で膀胱が小さくなっても頻尿が起こります。

膀胱を全摘(すべて摘出)する場合は、尿の出口を変更することがあります。尿を皮膚から出したり腸の中に出したり、いくつかの方法がありますがそれぞれに問題があります。獣医師に確認しておきましょう。

膀胱がんは手術によってがんを取り切れる可能性がありますが、相当の危険と術後のQOLの低下があることは覚悟しなくてはなりません。

薬物治療-犬の膀胱がん・移行上皮癌

抗がん剤が使われることがあります。ただし手術を回避して抗がん剤だけで膀胱がんを治癒させることはまず不可能です。手術後の再発を防ぐために使われる抗がん剤も、その有効性は数%にとどまると考えられています。

動物の膀胱がんに対して抗炎症剤ピロキシカムが使われます。 実際に膀胱がんの抑制効果があります。抗がん剤よりもはるかに副作用が軽いため、広く使われています。

なぜピロキシカムが効果があるのかはっきりしていませんが、おそらくロイコトリエンやトロンボキサンといった炎症性物質の合成を抑制するメカニズムが関わっているのだと思います。他の抗炎症剤で同じような効果があるかどうかは、はっきりしていません。

※ピロキシカムによる胃腸障害は有名な副作用ですが、血尿が発生することも考えられます。膀胱がんと膀胱炎を併発するケースで血尿が起きているとき、ピロキシカムは慎重に使うべきだと考えます。

抗癌剤治療やピリキシカムの治療を受けると決断したら、副作用対策として免疫対策のコルディ肝臓・腎臓のケアとして国産SPF豚由来プラセンタキス末の投与は行っていただきたいと思います。

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予後改善-犬の膀胱がん・移行上皮癌

犬の膀胱がん・移行上皮癌の予後の良し悪しは、再発をいかに防ぐかにかかっています。再発というのは、手術で取り残したがんが再増殖してくることです。手術で目に見えるすべてのがんを取り除いても、実際には小さながんが周囲や遠くの臓器に広がってしまっている可能性は高いのです。

再発防止に強力な抗がん剤を長く続けることには、それ相当のリスクもあります。安全性の高いピロシキカムを続けておくことは良い方法かもしれません。

※血尿や肝機能低下への注意が必要です。

免疫改善に取り組みましょう

手術や抗癌剤治療を行うと、強いストレスや副作用によって免疫の働きは低下しがちです。また手術が成功しても再発を100%防ぐことはできません。

再発率を下げるためには免疫力の早急な立て直しと維持が重要だと考えます。

膀胱癌・移行上皮癌の改善には免疫対策が重要です

ご愛犬が膀胱癌・移行上皮癌を患ってしまったとき、手術や抗癌剤治療を受ける・受けないにかかわらず免疫対策をすることはとても大切です。
コルディは身体に負担をかけず免疫対策ができます。

抗癌剤やピロキシカム、ステロイド、抗生剤などのお薬で治療する場合は肝臓ケアが大切になるため、国産SPF豚プラセンタエキス末で副作用対策することをご検討ください。

どこまで反応するかわかりませんが、少なくとも食欲がでて元気を取り戻せる可能性は十分あります。

当研究室では免疫調整作用の期待できるコルディや肝機能保護が期待できる国産SPF豚由来プラセンタキス末について研究を続けています。 ご不明な点がございましたらお問合せ下さい。

監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

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