犬・猫もプラセンタ<肝臓の働き・皮膚が心配な子へ>

プラセンタの種類と特徴、品質について~<犬猫のプラセンタ>

プラセンタと言う言葉は耳にしたことがあっても、プラセンタの種類や製法の違いなどについてはご存じない方も多いことと思います。

こちらのページでは、プラセンタの種類などについてご紹介していきたいと思います。

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プラセンタとは?

プラセンタとは、日本語に訳すと「胎盤」といい、特に日本では、哺乳類の胎盤から抽出した胎盤エキスの成分のことを指します。
胎盤は、胎児を発育させるために必要な働きを担っているため、その働きをサポートするため、三大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)だけでなく、ビタミンやミネラル、核酸、酸素など沢山の栄養素を含んでいます。
また、これら栄養素以外に、抗酸化力を増強する因子や、ヒアルロン酸などのムコ多糖類、沢山の成長因子を含むため、様々な病態を改善する効果が証明されています。

プラセンタの種類

抽出する胎盤を持つ動物種により、幾つかの種類にわけられます。

①ヒトプラセンタ

人間の胎盤から抽出されたプラセンタで、厚生労働省から医薬品として認可されているものがあり、医療機関でのみの使用・処方が認められているものです。
現在使用されているもので、肝硬変や肝機能改善薬「ラエンネック」と、更年期障害や乳汁分泌不全改善薬「メルスモン」が挙げられます。

②牛プラセンタ

過去は牛由来のプラセンタ製剤も用いられていましたが、BSE問題により現在は使用禁止となっています。

③豚プラセンタ

現在、市場に出回っている大半が豚のプラセンタになります。
豚の健康を害する特定の病気が存在しない豚のことを「SPF豚」といい、徹底した飼育コントロールのもとで育てられるため、SPF豚のプラセンタサプリメントは安心してお使いいただくことが出来ます。

※弊社のプラセンタ12000は酵素分解した国産SPF豚プラセンタエキス末を贅沢に配合したサプリメントです。

④馬プラセンタ

胎盤が大きいため、豚プラセンタに比べアミノ酸含有量が多いのが特徴です。
豚に比べると、馬のほうが基礎体温が高いため、寄生虫が住み着く可能性が低く安全性が高いと言われていますが、上記のようなSPF豚であれば寄生虫の可能性は否定出来るため、寄生虫感染の可能性は考えなくて良いでしょう。
豚に比べ希少価値は高く、価格も比較的高値になることが多いですが、馬や豚の生育環境であったり、エキスの抽出方法・製造方法によりサプリメントの効能は左右されますので、一概にどちらのほうが効果が高いということは言えません。

⑤羊プラセンタ

人間のプラセンタとアミノ酸の組成が類似しているため、体に馴染みやすく、外用として使用した場合に肌へ浸透しやすいというメリットがあります。
また、豚と比較して免疫力が高いため、発育段階でのワクチン投与などの薬剤投与が少なく済み、純度の高いプラセンタを得ることが可能です。
しかし、BSEの影響から、2001年に「牛に近い動物(反芻動物)の胎盤を原料として使用できない」との通達が出されてしまったため、現在はニュージーランドやスイスからの輸入品となり、流通量が少なくなっています。

⑥植物プラセンタ

前述したように、プラセンタは「哺乳類の胎盤から」抽出した胎盤エキスをさします。したがって、胎盤のない植物からプラセンタを抽出することは不可能です。植物プラセンタとは造語で、動物性のプラセンタに似せた製剤であり、いわゆるプラセンタとは別物です。

ビタミン、アミノ酸、ミネラル類は含まれていますが、成長因子は含まれていないため、病態改善にどこまで効果を現すかは定かでありません。

 

プラセンタの品質や含有量について

日本産?外国産?

日本国内で製造されているプラセンタエキスは、衛生的に管理された胎盤を、酵素で分解する・フィルターにかける・加水分解する、などの方法で成分を抽出しています。

一方、外国産のプラセンタの中には動物の胎盤そのものを乾燥・粉末にする方法で製造されているものもあるようです。
※正規の輸入品であれば厚生労働省の定めた基準に沿った品質をクリアしています

プラセンタエキスとエキス末の違い

「プラセンタエキス」は胎盤から精製水などで抽出したものです。

一方「プラセンタエキス末」は、「プラセンタエキス」を凍結乾燥などの方法で、水分や不純物を除去したものです。

プラセンタエキス原液100%と書かれていると、プラセンタが濃く含まれている印象を持たれる方も多いと思います。
しかし原液100%という表記は正しいプラセンタの含有量には関係がないということを皆様に知っていただきたいと思います。

例えば原料となるプラセンタ(胎盤)が1㎏あったとします。そして、1Lの精製水と10Lの精製水でプラセンタの成分を抽出したとします。
プラセンタの濃度は10倍も違いますが、どちらも「プラセンタエキス原液100%」、「純粋なプラセンタエキス」です。

ですから1本にプラセンタエキス原液100ml配合などと書かれていても、実際のプラセンタが何㎎入っているのか全く分からないのです。

一方の「プラセンタエキス末」は水分や不純物を取り除いたものですから、プラセンタエキス末が〇〇mg配合と書かれていれば、その量のプラセンタ原末、プラセンタ純末が入っていることになります。

商品の成分表への表記が、「エキス」か「エキス末(原末)」かで、プラセンタの配合量は大きく異なりますので商品を選ぶ際の参考になさってください。

※弊社のプラセンタ12000は酵素分解した国産SPF豚プラセンタエキス末を贅沢に配合したサプリメントです。

抽出方法により品質も異なってくる

プラセンタに多く含まれているアミノ酸はタンパク質です。タンパク質は熱により変質してしまいます。
例えば卵を茹でるとゆで卵になり、冷えても元には戻りません。これがタンパク質の熱変性です。

プラセンタの抽出方法には「加水分解法」や「酵素分解法」があります。

「加水分解法」は以前より食品製造から化粧品、 薬品製造など広く使われている技術です。加水分解法は広く普及している製造方法のため技術力がない会社でも参入しやすい抽出方法なのですが、加水分解法には加熱の工程があるため、アミノ酸の多くは変質してしまいます

一方、「酵素分解法」は特定の酵素を加えて、成分中のアミノ酸などを活性化させた後、抽出する方法で有効成分が壊れにくく品質の良いプラセンタエキスを抽出することができます。

※弊社のプラセンタ12000は酵素分解した国産SPF豚プラセンタエキス末を贅沢に配合したサプリメントです。
 

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犬・猫の肝臓や皮膚が気になる方へ

犬や猫、ペットの皮膚の状態が心配な方、肝臓が心配な方、既に肝臓の病気を患ってしまっている方。元気食欲回復のためのヒントを説明した本ページと下記のページを是非ご覧ください。

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