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犬の血管肉腫

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血管肉腫について

血管肉腫とはがん(悪性腫瘍)の一種です。血管の内皮に発生するため、血管の多い肝臓や脾臓に多く見られます。犬の場合には、脾臓から発生する事が多く、 悪性で非常に進行が速く、転移も起こりやすいがんです。
治癒させることはもちろん、コントロールすることさえ難しく、予後は極めて不良です。手術や抗癌剤治療を施しても、余命は半年程度と考えられています。

早期では症状が少なく見つけることは困難です。腫瘍が破裂・出血し、体調異変で気がつくケースは少なくありません。見つかった時点で余命1ヶ月と宣告されることもある厳しいがんです。

 

一般的な治療法

手術

腫瘍が一箇所に限局している場合、余命の延長を期待して外科手術を行います。手術が成功して腫瘍を取り切ったように見えても、実際にはがん細胞は体中に転移している可能性が極めて高く、残念ながら完治は困難です。

腫瘍を取りきれないとわかっていても手術が行われることがあります。このような手術を姑息手術といいます。

姑息手術では腫瘍の体積を減らし一時的な改善を狙いますが、どれほど余命を延長させるかは明らかではありません。また血管肉腫では腫瘍から容易に出血します。その出血を止める目的での手術は緊急避難的に重要です。

 

抗がん剤治療(化学療法)

手術に続いて化学療法(抗がん剤治療)が検討されます。全身に広がって摘出できない癌細胞を叩くことが目的です。すでにがんが広がり過ぎている場合、手術をせず化学療法だけが行われることもあります。抗癌剤ドキソルビシン(商品名:アドリアシン)を組み合わせた化学療法が考えられます。ただし抗癌剤による延命効果はあきらかではありません。

ドキソルビシンは心臓を障害する副作用があるため、心臓病(僧帽弁閉鎖不全症にともなう心不全など)がある場合は使いにくい抗癌剤です。心臓疾患がみられやすいマルチーズを始めとする小型の犬種やスパニエル種(特にキャバリア・キングチャールズ・スパニエル)では獣医師からデメリットについてよく聞いて下さい。

 

 

予後・余命・生存率

残念ながら血管肉腫の予後は非常に厳しいものです。手術後の生存率は1年後で10%程度と言われていますが、手術で延命できるのは運良く早期発見ができた場合です。そもそも手術ができないほど進行したケースは少なくありません。ですので血管肉腫と診断されてからの平均余命は3ヶ月と無いでしょう。1日でも長く延命したいという思いで抗がん剤投与が検討されますが、必ずしも効果を得られるわけではありません。逆に短命になる危険性やQOL(生活の質)が著しく低下する可能性があります。

血管肉腫は通常治療ではほとんどコントロールできない病気です。

 

免疫改善の必要性

手術後はすぐに免疫を整える取り組みを開始して下さい。がん治療において免疫は非常に重要です。がんの進行を遅らせ予後に大きく関わります。また手術のストレスや抗がん剤の副作用で免疫力は容易に低下するため、対策を講じなければ逆に予後を悪くしてしまう恐れがあります。

 

延命・克服を目指して

血管肉腫と診断されてショックを受けない人はいません。ですがくよくよしていても何も状況は変わりません。時間が経てば確実にがんは進行します。メリットがあればすぐに手術や抗癌剤治療を検討して下さい。

通常治療が無効だとしても先進医療、代替療法が状況を改善する可能性があります。免疫面・栄養面からの取り組みとしてコルディMや食事の見直しも検討してください。体力を落とす心配や副作用がほとんどなく、一般治療を行なっていても開始できます。免疫や体調の改善を期待できるうえ、マイナス面はほとんどありません。

療養食を中心とした治療メニューで3年7ヶ月生存した報告もあります。脾臓が破裂して動物病院に担ぎ込まれてきた子が、コルディMを含めた自然療法で見違えるほど元気になったとの報告もあります。

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