猫の血管肉腫は血管の内皮に発生するため、血管の多い肝臓や脾臓に多く見られます。がんは血液を介して全身に転移しやすい傾向があり、非常に悪性度が高く進行が速い癌です。しかし免疫の取り組みを行う事で体調が改善したりQOL(生活の質)を維持し元気食欲を回復させる事はできると考えています。実際コルディで免疫対策をすることで猫の癌をコントロールできた例は多数あります。

このページでは血管肉腫の特徴や治療法、改善・完治のヒントなどをまとめました。改善例も多数紹介しています。皆様の心の支え、希望の光となることができれば幸いです。

この記事でわかること

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監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

猫の血管肉腫について

血管肉腫はがん(悪性腫瘍)の一種です。血管の内皮に発生するため、血管の多い肝臓や脾臓に多く見られます。

犬と比較すると、猫での発生は稀ですが、一般的に治癒させることはもちろん、コントロールすることさえ難しく、予後は極めて不良と言われています。

手術や抗癌剤治療を施しても、余命は半年程度と考えられています。

早期では症状が少なく見つけることは困難です。腫瘍が破裂・出血し、体調異変で気がつくケースは少なくありません。見つかった時点で余命1ヶ月と宣告されることもある厳しいがんです。

しかし取り組み次第で血管肉腫と共存したり、ご愛猫の予後を改善することはできると思います。

私たちは血管肉腫を患ったワンちゃん、ネコちゃんでもしっかりと免疫力の回復ができれば元気食欲がでてきてワンちゃんがワンちゃんらしく、猫ちゃんは猫ちゃんらしく生きていけると考えています。このページをご覧いただいている皆様のご愛猫が血管肉腫を患ってしまっているのでしたら、このページの情報を参考にご愛猫の予後改善を目指してください。

猫の血管肉腫に対する一般的な治療法

血管肉腫の手術

腫瘍(血管肉腫)が一箇所に限局している場合、余命の延長を期待して外科手術を行います。手術が成功して腫瘍を取り切ったように見えても、実際にはがん細胞は体中に転移している可能性が極めて高いため獣医師から手術後にも関わらず「残念ながら完治は困難です」と言われてしまう事も珍しくはありません。

血管肉腫を取りきれないとわかっていても手術が行われることがあります。このような手術を姑息手術(こそくしゅじゅつ)といいます。

姑息手術では腫瘍の体積を減らし一時的な改善を狙いますが、どれほど余命を延長させるかは明らかではありません。また血管肉腫では腫瘍から容易に出血します。その出血を止める目的での手術は緊急避難的に重要です。

猫の血管肉腫に対する抗がん剤治療(化学療法)

手術に続いて化学療法(抗がん剤治療)が検討されます。全身に広がって摘出できない癌細胞を叩くことが目的です。すでにがんが広がり過ぎている場合、手術をせず化学療法だけが行われることもあります。

抗癌剤ドキソルビシン(商品名:アドリアシン)を組み合わせた化学療法を行うことがあります。

しかし血管肉腫は抗癌剤が非常に効きにくいため身体に負担をかけて抗がん剤治療を受けたとしても延命効果はあきらかではありません。

またドキソルビシンは心臓を障害する副作用があるため、心臓病(僧帽弁閉鎖不全症にともなう心不全など)がある場合は使いにくい抗癌剤です。心臓疾患がある子での使用は、獣医師からデメリットについてよく聞いて下さい。

抗癌剤治療を受けると決断したら、免疫対策のコルディ肝臓・腎臓のケアとして国産SPF豚由来プラセンタキス末で副作用対策を行う事でQOL(生活の質)改善が期待できます。

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猫の血管肉腫の予後・余命・生存率

一般的に血管肉腫の予後は非常に厳しいと考えられています。

手術後の生存率は1年後で10%程度と言われていますが、手術で延命できるのは運良く早期発見ができた場合です。そもそも手術ができないほど進行したケースは少なくありません。ですので血管肉腫と診断されてからの平均余命は3ヶ月ないかもしれません。

1日でも長く延命したいという思いで抗がん剤投与が検討されますが、必ずしも効果を得られるわけではありません。逆に短命になる危険性やQOL(生活の質)が著しく低下する可能性があります。

血管肉腫は通常の治療だけではほとんどコントロールできない難治性の高い病気です。

血管肉腫でもQOLを維持し延命・克服できるー免疫改善の必要性

手術後はすぐに免疫を整える取り組みを開始することをお勧めいたします。

がん治療において免疫は非常に重要です。がんの進行を遅らせ予後に大きく関わります。また手術のストレスや麻酔、抗がん剤の副作用などにより免疫力は容易に低下するため、対策を講じなければ逆に予後を悪くしてしまう恐れがあります。

猫の血管肉腫の延命・克服を目指して

血管肉腫と診断されてショックを受けない人はいません。ですがくよくよしていても何も状況は変わりません。

時間が経てば確実にがんは進行します。メリットがあればすぐに手術や抗癌剤治療を検討して下さい。

通常治療が無効だとしても先進医療、代替療法が状況を改善する可能性があります。免疫面・栄養面からの取り組みとしてコルディや食事の見直しも検討してください。体力を落とす心配や副作用がほとんどなく、一般治療を行なっていても開始できます。免疫や体調の改善を期待できるうえ、マイナス面はほとんどありません。

療養食を中心とした治療メニューで3年7ヶ月生存した報告もあります。脾臓が破裂して動物病院に担ぎ込まれてきた子が、コルディを含めた自然療法で見違えるほど元気になったとの報告もあります。

一度お気軽に状況をお聞かせください。

血管肉腫の猫に免疫のチカラを

ご愛猫が血管肉腫を患ってしまったとき、手術や抗癌剤治療を受ける・受けないにかかわらず免疫対策をすることはとても大切です。
コルディは身体に負担をかけず免疫対策ができます。

血管肉腫は抗癌剤が効き難い癌ですが、それでも抗癌剤治療を受ける場合はコルディと国産SPF豚プラセンタエキス末とで免疫対策、肝臓対策をすること、そして炎症を伴っている場合は抗炎症作用が期待できるクリルオイルで対策することでQOL(生活の質)改善が期待できます。

ご不明な点がございましたら、お問合せ下さい


監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

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