猫の骨肉腫とは、骨に含まれている組織(骨髄、骨膜、皮質骨など)ががん化した状態のことを指します。猫の骨に腫瘍が発生することはそれほど多くはありませんが、骨に腫瘍が発生した場合の約70%以上は悪性の腫瘍、骨肉腫であるといわれています。主な治療法は手術ですが、手術後の再発率も高く予後は良くないのが一般的です。しかし免疫の取り組みを行う事で体調が改善したりQOL(生活の質)を維持し元気食欲を回復させる事はできると考えています。実際コルディで免疫対策をすることで猫の癌をコントロールできた例は多数あります。

このページでは骨肉腫の原因や症状、治療法、改善・完治のヒントなどをまとめました。改善例も多数紹介しています。皆様の心の支え、希望の光となることができれば幸いです。

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監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

猫の骨肉腫とは?

骨肉腫とは、骨に含まれている組織(骨髄、骨膜、皮質骨など)ががん化した状態のことを指します。
犬に比べて骨肉腫の発症リスクは低く、猫の腫瘍のうち5%程度と言われています。ただ骨にできる腫瘍のうちの70%程度が悪性腫瘍と言われています。

中高齢の子で発症リスクが高く、犬の場合は、殆どが四肢の骨に発症しますが、猫の場合には全身のどこの骨にも発症する傾向があります。
更に細かくみていくと、前足に比べ、後ろ足に多く発症する傾向にあり、特に膝辺りに起こることが多いようです。
骨肉腫の転移率は犬に比べて低く、大体20~30%程度です。

猫の骨肉腫の原因

現時点では、詳しい原因は解明されていません。
犬の場合には、骨折が原因ともされていますが、猫の場合にはその因果関係もはっきりわかっていません。

猫の骨肉腫の症状

最も多い症状は足を引きずる仕草(跛行:はこう)です。
その他、発症した骨の部分が硬く腫れたり、その部分を触ろうとすると嫌がる素振りを見せます。
患部の痛みから、運動量が低下したり、元気食欲の低下も見られます。

その他、骨肉腫が出来る部位によって症状が異なります。
・頭部⇒顔面変形、いびきや鼻汁などの呼吸器症状、眼球突出
・脊椎⇒麻痺、運動機能の低下

また、慢性的な跛行からの病的骨折がおこることで、跛行が突然悪化する場合もあります。

骨肉腫の場合、早期発見で手術ができれば治る可能性がありますので、普段より猫の仕草や行動について注意深く観察し、何か普段と違うな?おかしいな?と思うことがありましたら、獣医師に相談されることをお勧めいたします。

  • 歩くしぐさの乱れ(跛行)
  • 脚部などの腫れ、変形、硬化
  • 顔や背骨の腫れ、変形、硬化
  • 運動量の減少、運動を嫌がる

猫の骨肉腫の治療

骨肉腫は痛みを引き起こしますので、疼痛管理(とうつうかんり:痛みを止めるための治療)がメインとなります。

手術

四肢にできた骨肉腫に対しての第一選択肢が断脚術になります。
断脚術を行うことで痛みから解放することが出来ます。
前肢の場合には肩甲骨から断脚、後肢に出来た場合には股関節から断脚します。
猫は比較的体重が軽く、運動能力に優れているため、断脚後も日常生活に支障をきたすことはほとんどありませんが、体重が重たい子の場合には、体重管理を行いながら、他の足・関節に負荷がかからないようなケアも必要となります。

化学療法

神経が集中している部分や、切断が難しい部位の骨肉腫、画像診断で転移が認められる時に用いられます。
しかし、現状、猫の骨肉腫に対しての抗がん剤治療方法は十分に確立できていません。

骨肉腫の治療で抗がん剤(化学療法)を勧められた場合は、抗がん剤治療を受けるメリット(効果)がデメリット(副作用)よりもあるのか、獣医師に確認してください。

猫の年齢や体力を考慮し抗がん剤治療を受けないという選択のほうが結果的に良い選択だったということも珍しくありません。

また、抗がん剤治療を受ける・受けないに関わらず、免疫対策を行うことで猫のQOL(生活の質)の改善も期待できます。

抗癌剤治療を受けると決断したら、免疫対策のコルディ肝臓・腎臓のケアとして国産SPF豚由来プラセンタキス末で副作用対策をすることでQOL(生活の質)改善が期待できます。

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放射線治療

体軸に出来た骨肉腫で、不完全切除の場合に併用する事があります。
治療の際には全身麻酔が必要となりますので、年齢や体力を考慮する必要があります。

麻酔は免疫を低下させてしまいますので、治療前後には免疫対策を行うことが勧められます。

猫の骨肉腫の予防法

残念ながら予防する手段はありません。
早期発見・早期治療によって、予後が大きく変わります。
日常からご愛猫のボディチェックを行い、歩様に異常がないかどうかをしっかり確認してください。

ご愛猫の骨肉腫の子の予後改善に免疫のチカラを

骨肉腫では、四肢の場合は手術による断脚、体幹の場合にも完全切除ないし部分切除が第一選択となりますが、ご年齢やご体調などで手術を行うことが難しい場合があります。

骨肉腫の治療時にコルディで免疫対策をすることで腫瘍の増大抑制、再発防止にお役立てください。

もちろん予防においても、安全性の高いコルディは安心して使うことができます。医薬品のような副作用は心配がありません。骨肉腫に限らず、がんは予防をすることが一番良い方法だと考えています。


ご愛猫が骨肉腫を患ってしまったとき、手術や放射線治療、抗癌剤治療を受ける・受けないにかかわらず免疫対策をすることはとても大切です。

当研究室では手術や抗癌剤治療による免疫力低下時にコルディを投与することで免疫力の回復が早まるか研究を続けております。

どこまで反応してくれるか、改善が見込めるかは分かりませんが、少なくとも食欲がでて元気を取り戻せる可能性は十分あります。

抗癌剤やステロイド剤、抗生剤などのお薬を使う場合は、肝臓の機能低下も心配です。
その場合は国産SPF豚由来プラセンタキス末を併用することで、肝臓へのダメージを最小限に抑えられる可能性があります。

既に肝臓の数値が悪化している子でも国産SPF豚由来プラセンタキス末をお飲みいただければ1ヶ月程度で肝機能が改善する例は少なくありません。

さらに骨肉腫は炎症を伴う事が多いため、抗炎症作用が期待できる南極オキアミから抽出したEPA/DHA・クリルオイルを与えることも有効であると思われます。

当研究室では免疫調整作用の期待できるコルディや肝機能保護が期待できる国産SPF豚由来プラセンタキス末、そして抗炎症作用が期待できるクリルオイルについて研究を続けています。 ご不明な点がございましたらお問合せ下さい

監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

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