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HOME » 犬や猫のがん » 犬の乳腺腫瘍-腹部のシコリにご注意を <コルディは日本国産の冬虫夏草をオリジナル培養した製品です>
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犬の乳腺腫瘍-腹部のシコリにご注意を

悪性乳腺腫瘍の概要

犬の乳腺腫瘍犬の悪性乳腺腫瘍(以下、乳腺腫瘍)とは、つまり乳がんのことです。

犬の寿命延長により増加している癌です。免疫の低下する高齢期はお気をつけ下さい。弊社への相談件数でも上位のがんです。

未避妊のメス犬によく見られるがん種で、オス犬にはほとんど見られません。早期に避妊治療を受ければ極端に発生率が下がるというのが定説で、避妊手術が推奨される根拠のひとつとなっています。

乳腺腫瘍は再発しやすく非常に「たちの悪い」がんです。獣医師たちもよくわかっているので「切除すればもう安心ですよ。」とは言いません。

切っては再発、切っては再発のまさに「モグラ叩き状態」に陥っているケースをたびたび耳にします。そのような治療では、いずれ犬は限界に達してしまいます。そのような治療にならないために獣医師とよく相談して治療法を選択する必要があります。

再発率が下がると言われ、広域切除手術が推奨されています。これは「乳腺があるから再発するのだ。ならばがんに冒される前に健全な乳腺もすべて切除してしまおう。」という考えに基づいています。しかしここまでしても再発するケースは後を絶ちません。

乳腺腫瘍の怖さはこれだけではありません。乳腺腫瘍はしばしば肺に転移します。呼吸困難により犬を苦しめ、徐々にもしくは急速に生命力を奪っていきます。

乳腺腫瘍を知って対策を始める

冒頭から乳腺腫瘍の怖さばかりを書いてしまい恐縮ですが、未避妊であっても発症しない犬はたくさんいますし、 手術後にまったく再発しない犬もたくさんいます。それを目指しましょう。

乳腺腫瘍の発生率は生まれつき決まっているわけではありません。発生率は日常生活に大きく左右されます。このページで知識をつけ、ご愛犬にあった対策法を見出して頂ければ幸いです。

ひとつ大切な提案をいたします。もし乳製品を与えていましたら今日から減らしていきましょう。乳製品の継続摂取は乳腺腫瘍を成長させると私たちは考えています。詳しくは後述します。

乳腺腫瘍の性質

乳腺腫瘍は犬に発生する代表的な固形癌です。主にメス犬の乳首周辺に発生し、比較的初期の段階から触れてわかるシコリを形成します。次第に大きくなり、触れずとも見るだけでわかるほど盛り上がってきます。シコリは1つのこともありますが、複数発生したり、途中から数が増えてくることもあります。

乳腺腫瘍は固形癌でありながら転移しやすい性質を持ちます。実際に末期の乳腺腫瘍では、しばしばリンパ節転移や肺転移が見られます。肺転移は乳腺腫瘍のもっとも怖い進行パターンのひとつです。

女性ホルモンとの関わり

女性ホルモンは乳腺腫瘍に大きな影響を与えると考えられます。避妊手術で乳腺腫瘍が発生しにくくなりますが、それは卵巣摘出により体内の女性ホルモン量が減り、乳腺の発育が抑制されるためでしょう。

女性ホルモンで乳腺が成長するのは既知の事実です。たとえば人に女性ホルモン剤を投与し続ければ胸が張ってくることは広く知られています。もしそのとき乳腺内に腫瘍が存在していれば一緒に増殖・成長します。

食事から女性ホルモンを摂ってしまうことがあるので気をつけましょう。また食事バランスの影響で女性ホルモンの体内分泌量が増えることもありますから、併せてお気をつけ下さい。

例を挙げながら説明いたします。

乳製品の摂取はできるだけ減らしましょう

人の場合では乳がんと食事の関わりは濃厚です。おそらく犬も同じでしょう。

例えば日本人は欧米人に比べて乳がんの発生率が低いのですが、それは食事の影響と考えられます。日本人であってもハワイに移住すると、乳がんの発生率が上昇するというレポートが有ります。これは乳がんは遺伝的要因ではなく、生活環境の影響を強く受けることを示しています。

食品の中でも得に乳製品が乳がん発生と深く関わっているでしょう。ちなみに牛乳には女性ホルモンが含まれていることが公にされています。生体への影響は不明とされていますが、だから安心とはなりません。

ご愛犬が女の子ならば牛乳は控えるのが懸命です。牛乳から作られるヨーグルトやチーズもお奨めいたしません。

肥満のリスク

これも人の場合ですが、閉経後の肥満は乳がん発生を促進するという調査結果があります。
閉経を「犬の避妊手術」と置き換えて考えてみるとよいでしょう。

卵巣がなければ女性ホルモン分泌が止まると考えがちですが、実は脂肪細胞からも女性ホルモンが分泌されます。
肥満体、つまり脂肪細胞の多い犬ではリスクが増大すると考えて良いでしょう。

肥満の最大原因は食事です。

「腹八分目に医者いらず」は犬にも言えることです。
カロリーの摂り過ぎもちろんですが、糖分が多めの食事も太りやすいのでお気をつけ下さい。
穀物やポテトを多く使ったドッグフード、白米、玄米、パン、うどんなどを与えていると、食事バランスが糖質に偏ってきます。

乳腺腫瘍の症状

初期症状

初期の乳腺腫瘍にはほとんど症状がありません。症状が現れるのはかなり進行してからです。ですので症状が出るのを待っているのは危険です。

乳腺腫瘍は皮膚の下に発生しますので見た目ではわかりにくいのですが、触れて気づくことがあります。

日常生活の中で早期発見するには乳腺付近のシコリの有無を指先でチェックしてあげてください。ご愛犬が女の子ならば、ときどき胸からお腹まで撫でながらチェックしてあげてください。

トリマーや獣医師が先に発見することもあります。ですのでベテランのトリマーや経験豊富な獣医師を選んでおくことは早期発見につながります。新米さんとの差は大きいです。

末期症状

腫瘍が大きくなったり肺転移の見られる末期の乳腺腫瘍では、さまざま理由によりさまざまな症状が出てきます。
例えば以下のような症状です。

  1. 腫瘍の自壊(破裂)による症状・・・痛みによる元気低下や食欲減退。出血による貧血症状。腫瘍からの悪臭。
  2. がん細胞数が増えたことによる症状・・・大量のがん細胞が筋肉や脂肪をエネルギー源として使いはじめるために極度にやせ細る。(がん悪液質)
  3. 肺転移による症状・・・咳が増える。呼吸が速くなる・荒くなる。

がん悪液質について

がん悪液質とはがんが進行することによる発現してくる病態です。がん細胞が吐き出す毒(サイトカイン類など)が体の正常さを失わせるために起こります。栄養失調に陥り体力が奪われ続けます。ドッグフードをしっかり食べていても筋肉量が減少し、目に見えて痩せ細ってきます。カロリーの摂取不足は根本的な原因ではありませんので、大量のブドウ糖点滴で対処しようというのは、解決法としては良いアイデアではありません。手術で腫瘍を切除してがん細胞数が減ると改善します。

良性乳腺腫瘍との見分け方

乳腺腫瘍には良性と悪性があります。

良性もシコリを形成するために、見た目で区別できないケースが多々あります。ですので飼い主様が良性なのか悪性なのか判断するのは危険です。生検(バイオプシー)で早めに調べておくべきです。

なかなか消えないシコリは検査を兼ねて手術で切除してしまうほうが安心かもしれません。良性で間違いないのであればレーザーで焼いて蒸散させてしまっても良いでしょう。たとえ良性であっても巨大化してひどい状況になることがあります。

以下のような場合は悪性の可能性が高まります。目安としてお役立てください。

  • 乳首に隣接している。
  • 皮膚の下にできていて、触れた感触が硬い。
  • 大きさが1cm以上ある。
  • 急に成長してきている。
  • 腫瘍の中央が凹んでいる。
  • 自壊している。(皮膚が裂けている。)
  • ゴツゴツしていたり、いびつな形をしている。
  • 前脚もしくは後ろ脚の付け根辺りにもシコリがある。
  • ときどき呼吸が苦しそうだったり、咳をすることがある。
  • 体力が落ちたり、体重が減少してきている。
  • 腹部の皮膚が広域な炎症を起こしている。

凹型について

乳腺腫瘍にかぎらず悪性の腫瘍は中心部にがん細胞の壊死が見られることがあります。腫瘍の大きさに対して血液供給が間に合わないことが原因のひとつです。

腫瘍の成長とともに中心部はどんどん低栄養・低酸素状態陥りますが、周辺部分には十分に栄養が供給されます。その結果シコリが凹型になることがあります。※凸型ならば安心ということではありません。

自壊について

kamo000乳腺腫瘍が成長するとパックリ割れてしまうことがあります。腫瘍の大きさに対して皮膚が伸びきり張り裂けます。

血液の混じった体液が流れ出るようになり、貧血や痛みのために状況は急速に悪化します。自壊した腫瘍から腐敗臭がすることがありますが、壊死した中心部分があらわになることが一因です。腐敗臭に呼び寄せられたハエが卵を産み付けると患部はさらにひどい状況になります。

脚の付根のシコリ

乳腺はリンパ管で結ばれていて、その中をがん細胞が移動します。脚の付け根にはリンパ管の関所とも呼べるリンパ節(せつ)があり、がん細胞は一度そこでせき止められます。そのリンパ節でがん細胞が増殖しシコリを形成したものがリンパ節転移です。脚の付根のリンパ節は体表に近いので、触れてシコリの有無を確認できます。

咳の有無

悪性乳腺腫瘍は肺に転移しやすい癌腫です。肺転移しても必ず咳が出るわけではありませんが、なかなか治まらない咳は危険です。末期症状の可能性があります。

腹部の広域な炎症

がんの周りだけでなく広い範囲に皮膚炎が起こっているとき、炎症性乳がんが疑われます。炎症性乳がんは非常に予後が悪いタイプの乳腺腫瘍で、現在の獣医学では治癒不可能とされるもっとも危険な癌腫です。

動物病院での検査

目的に応じた検査方法があります。

  • おおよその診断を下すための予備検査は、おおまかな治療方針を立てるために行います。
  • 確定診断のための検査は、乳腺腫瘍が良性なのか悪性なのかを確定させる重要な検査です。
  • 転移を調べるための検査は、手術前に転移の有無を調べて治療方針を立てるのに役立てたり、手術後の再発・転移を早めに捉えるために行います。

検査の正確さについて

どのような検査も精度100%ということはありえません。複数の検査、問診、視診、触診を組み合わせて検査精度を高める必要があります。ですので検査精度は病院の設備、獣医師の経験と腕によってかなりの差が出てきます。特に経験がもっとも重要でしょう。

予備検査-細胞診

腫瘍に吸引針を刺して細胞を吸い取り、がん細胞が含まれていないか観察します。ニードルバイオプシーとも呼ばれ、腫瘍切除が不要で手軽な検査です。

検査結果で良性となればコンパクトな切除手術で済んだり、手術が見送られることもあるでしょう。逆に悪性となれば組織診で確定させるか、場合によってはそのまま広域手術の提案となるでしょう。

細胞診の的中率は低め、つまりハズレがよくあります。たまたまがん細胞のない場所から細胞を抜き取る可能性があるためです。そのため細胞診だけでは乳腺腫瘍の確定診断とはなりません。

人間では考えられませんが、犬の場合は悪性の結果が出なくても乳腺を切除してしまうのが一般的です。美容に対する考え方が違うためです。

確定診断のための検査-組織診

腫瘍を切除して観察し、どのような内部構造か調べる検査です。組織診はもっとも正確な乳腺腫瘍の診断法とされ、検査結果を元にして確定診断がくだされます。また内部構造の乱れ具合から悪性度を知ることも可能です。

腫瘍を切除する必要があるため全身麻酔が必要となり、ある程度のダメージとリスクがあります。

検査と手術を別々に行うと全身麻酔が2回必要となるので、確定せずに切除手術してしまい、その切り取った組織を用いてあとから確定診断をするケースもよくあります。

いくら正確だといっても確定診断の結果は100%ではありません。悪性の疑いが濃い、まず間違いないだろうというニュアンスです。

転移を調べるための検査-レントゲン

kamoxray02レントゲン検査は全身麻酔が不要で、体の内部を比較的簡単に、かつ広域に調べることができます。触診できない深い部分にある腫瘍を見つけ出します。

乳腺腫瘍においては主に肺転移の有無を確認することが目的です。

治療前のレントゲン検査は重要です。もし肺転移が見つかった場合は、すべての乳腺を切除しても完治の見込みはありません。そのようなときは手術を見送ったり、規模の小さな手術にとどめたほうが良いでしょう。

より詳しく転移を調べる検査-CT画像診断

CT検査では体を輪切りにしたような断層画像が得られ、レントゲンよりも詳しく体の内部を観察できます。検査範囲は広域です。

レントゲンでは見逃してしまうような小さな腫瘍も映し出しますが、それががん細胞の塊なのかどうかまではわかりません。全身麻酔が必要、放射線被曝量が多い、高額である、といったデメリットもあるため、レントゲンで済むケースならば不要かもしれません。

腫瘍の形を詳しく描き出す検査-MRI画像診断

MRIは体の内部の一部分を詳しく検査します。広い範囲から転移を探す場合には不向きです。放射線ではなく磁気を使用するため被曝の心配はありません。

全身麻酔が必要で高額なのはCTと同様です。

より精度の高い手術を求める場合には有用ですが、通常の乳腺切除やリンパ節切除には不要でしょう。稀に起こる脳転移では検討しても良いでしょう。

一般的な治療

手術

乳腺腫瘍を完治させる可能性のある唯一の治療法が手術です。手術によって短時間で一気にがん細胞を減らすことができます。運が良ければほとんどすべてのがん細胞を切除できるでしょう。

しかしたいていは少量のがん細胞を取り残してしまうのが常で、完璧な手術というものはまずありません。

手術方法にはいくつかの選択肢があります。

コンパクトな切除手術

人でいうところの部分切除、縮小手術のニュアンスです。完治を狙わず一部の腫瘍だけを切除するときは姑息(こそく)手術というニュアンスになるでしょう。

狙った腫瘍は全部取り切ります。腫瘍とその周りを少し切除します。後述の広域切除よりもかなりコンパクトな手術で比較的犬に負担をかけません。術後の再発率は高くなりますが、良性の可能性が高いときや大きな手術に耐えられない高齢犬などで有用です。

とはいっても全身麻酔は必要です。

がんを取り残して再発を繰り返す羽目になり結局は大きなダメージを被る恐れがあります。

組織診のために検体が欲しいときも、コンパクトに腫瘍だけを切除することがあります。

広域切除術

可能な限り広く切除する手術は再発率を下げると言われ、コンパクトな手術よりも一般的です。

広域切除術ではまだがんの発生していない乳腺も切除してしまいます。どこまで広く切除するかは動物病院の方針によります。隣接している乳腺までにとどめて切除する手術、片側一列の乳腺を全部切除してしまう手術、そして最大規模の切除手術では両列のすべての乳腺と前後の脚付近にある領域リンパ節まで切除します。

子宮および卵巣摘出

乳腺の切除と同時に子宮と卵巣を摘出することもあります。狙いは女性ホルモンの供給を減らすことによる再発抑制です。

抗がん剤治療(化学療法)

乳腺腫瘍はあまり抗がん剤が効きません。抗がん剤だけで完治することは極めて稀だと思います。使うとしたら手術後の再発防止が目的です。

前述のとおり手術では常に少量のがん細胞を取り残しますが、その残ったがんを叩き潰すという大義名分のもとに抗がん剤は投与されます。

実際のところ、再発防止目的の抗がん剤にどれほどのメリットがあると思いますか?例を挙げますので一緒に考えてみましょう。

抗がん剤のメリット

ここに再発率を10%減らせる抗がん剤があるとします。ただしなんらかの副作用が発現する確率はほぼ100%です。

再発率60%の乳腺腫瘍に使うとき、その10%(つまり6%)再発率を低下させる計算です(再発率は54%になる)。これだけを見ると悪くないと考えてしまうでしょうが、続きをしっかりお読みください。

抗がん剤を使わなくても再発しない40%の犬たちがいます。彼らは「再発しなくて良かった」では済みません。不要だった抗がん剤を投与したことでダメージを被ります。抗がん剤を打ったがために寿命が縮まることもあるかもしれません。単純に損をしたことになります。

もちろん抗がん剤を使ったのに再発する54%の犬たちも損です。寿命が縮まるうえに大切な残り時間を抗がん剤の副作用とともに生きることになってしまうからです。

ここまでで94%の犬が損をすることがわかるでしょう。無傷では済まないのです。

そして抗がん剤が最強レベルの発がん物質であるという事実を加えてみましょう。投与により再発を免れた6%犬たちも、生涯にわたって新たながん発生の恐怖に晒され続けることに気づくでしょう。

抗がん剤は博打と同じで打ってみなくてはわかりませんが、乳腺腫瘍においてはまさに十中八九は損をしてしまう可能性の高い治療だと言えるでしょう。よく理解して納得のうえで投与を検討しましょう。

他にこのような危険もあります。

抗癌剤の微量被曝‐ペットの治療で、家族が病気になる。

放射線治療

放射線治療は主に大学病院で受けることができます。あまり一般的ではなく実績の少ない治療と言えます。また放射線だけで治療するケースはほとんどないでしょう。たいていは手術後の再発を少しでも減らそうという目的です。
人の放射線治療と違い、犬の場合は少ない回数で高用量の放射線を照射します。そのため後遺症の発現率は高くなるでしょう。

乳腺腫瘍に負けないための知識とアイデア

発症率と再発率を低下させる免疫の働き

ここまでで乳腺腫瘍の一般的な治療は手術がメインで、抗がん剤や放射線治療は補助的なものだとおわかりになったと思います。また手術だけでは完治が難しいとも述べました。

発症率と再発率を下げるためにカギとなる知識は、一般的な西洋医学の知識ではありません。 もっともっと大切なのは、がんと免疫に関する知識です。

がん細胞の増殖をもっとも効率的に抑えるのは、免疫の働きだという事実について、みなさまはご存知でしょうか。ご存じの方もここで改めて考えてみましょう。

がんを抑える免疫の働き

我々哺乳類の体内には健康であってもがん細胞が存在しています。驚くことにがん細胞は毎日数百~数千個も発生しています。ただし毎日ことごとく破壊されるために増殖することはありません。

がん細胞をことごとく破壊しているものは何か。それは我々に備わっている免疫システムです。

免疫は自動システムです。がん細胞を見つけ出して破壊するという極めて難しい仕事を、私たちが意識することなく自動で実行しているのです。おかげで我々はがん予防のために抗がん剤を飲む必要がありません。

この免疫システムが正常ならば、そう簡単にはがんになりません。逆に免疫システムの異常だと危険です。がん細胞の増殖を許し、いずれ発がんするでしょう。

免疫を高める取り組み

免疫の活性度は些細な事で変動します。50%くらい簡単に上下してしまうでしょう。

例えば精神状態に大きな影響を受けます。イライラ、不安、恐怖など、交感神経を高ぶらせるストレスは免疫を低下させます。

犬は飼い主の表情をよく見ているので気をつけてください。犬の前で泣いてしまったり、悲しい表情を見せてはいけません。あなたのご愛犬はきっと自分が身代わりになってあげたいと考えるでしょう。生きたいという気持ちが低下してしまうかもしれません。

逆にリラックスしているとき免疫活性が高まります。ご愛犬をリラックスさせる上手なスキンシップは立派な治療になりえます。何か治療を受けているならば、その治療効果を引き上げることができるでしょう。よく効く治療だぞ、ぜったい元気になると声掛けしてください。これをプラセボ効果といいますが、プラセボ効果をないがしろにしていると損をします。

人で大笑いして病気を追いだそうとする方々がいらっしゃいますが、非常に理にかなった考え方です。彼らは免疫をコントロールする術をよく知っているのです。ぜひとも参考にしてください。大笑いしなくてもよいですから、少なくともご愛犬には常に明るく接してください。

他にも良い食事良いサプリメントをお与えください。腸内環境も大切です。免疫の働きを高める可能性があります。犬にはドッグフードが最高の食事だと信じきっていると、免疫を引き上げるチャンスを逃すかもしれません。このホームページで提案している食材を試してみてください。


コルディをお勧めします

弊社のコルディM/コルディGはワンちゃん、ネコちゃんの免疫を整え病状のの改善を目指し開発されたサプリメントです。
乳腺腫瘍の長期生存例、改善例が報告されています。
ご愛犬・ご愛猫が乳腺腫瘍と診断されたら、コルディの使用をご検討ください。
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手術に替わる治療、手術を補う治療

代替療法(だいたいりょうほう)をご存知でしょうか。がん治療の3大療法(手術、放射線、抗がん剤)以外の治療法です。自然療法、東洋医学、先端療法などをひっくるめて代替療法と呼びます。

代替療法は、一般的な治療と異なり体へのダメージが少ないものばかりです。低リスクで予防にも役立ち、年々愛犬家からの注目が集まってきています。

代表的なものにオゾン療法があります。痛みもストレスもほとんどなく一回の治療時間には通常1分もかかりません。

他にも高濃度ビタミンC点滴療法ホモトキシコロジー、レーザーサーミア(レーザー温熱療法)、焼灼子を使った温熱療法などがあります。いずれも手術などに比べてはるかに安全です。肺転移があったとしても試みる価値があるでしょう。

漢方治療や先進的な食事療法、弊社のサプリメントも代替療法の仲間です。代替療法の多くは免疫を誘導し、犬の持つ治癒力を高めます。

全国で代替療法を実施しているのは一部の動物病院に限られます。獣医大学で教わらないため、獣医師は卒業後に時間を割いて勉強しなくてはなりません。習得するには治療の限界を突破したい、動物たちへのダメージを減らしたいという気持ちが必要です。

meranomas03犬の口腔メラノーマに対する焼灼療法

最後に

犬の乳腺腫瘍では「とりあえず切除してしまえ」が常識です。獣医師の国家試験に出題されるほどです。しかしその常識だけでは助けられない犬が多くいます。

乳腺腫瘍は非常に致死率の高い病気であり、手術だけで完治する可能性はけして高くありません。これは事実です。

「手術後の再発は神のみぞ知る」という考え方が一般的ですが、私はそう思いません。免疫を高める努力、気持ちのコントロール、食事の見直しなど、やるべきことがたくさんあります。必ず役立つとは言えませんが、ダメージもストレスもない取り組みはやって損することはありません。少々の手間が増えますがきっと許容範囲です。

予防についても常識によれば避妊治療の一点張りで、他には有効な手段は無いとされています。たしかに早期避妊手術は乳腺腫瘍を抑制しますが、「避妊しなかったら運を天に任せるしかない」という考え方には賛同しかねます。

冒頭にも書きましたが、犬の運命の半分以上は飼い主様が変えられます。ご愛犬との楽しい時間は、ご自身の取り組みで増やすことができるはずです。もし発症してしまっても、大切な一日一日を不安や悲しみに暮れて過ごすのはもったいないことです。もったいないだけでなく犬に気持ちを悟られ、治療上も好ましくありません。

実際にどんな取り組みをすべきか、みなさまのライフスタイルやご愛犬の食生活などをお聞きしてアドバイスしております。必要なとき私たちにお問い合わせください。

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画像提供:かも動物病院(広島)