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監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

完治・治癒・寛解・再発とは?

完治

文字の通り、病気やケガが完全に治ることを指します。

治癒

治療によって「治癒した」というのは、治療がうまくいき、肉眼で確認できたり、組織の断面図などを確認した限り病気を治すことができた、うまく癌を取りきれたなどという時に「治癒」と言います。

癌の手術時には腫瘍の大きさよりも余裕(マージン)をもって組織を切除します。

そして、癌の手術を行い肉眼的にも切除した組織の断面を調べても癌の取り残しがなく切除できた時に「治癒切除」といいます。

治癒切除=完治と思われるかもしれませんが、そうではありません。

なぜならば、治癒切除したように思われていても、身体のどこかに癌が残っていて再発するかもしれませんし、既に転移している可能性もゼロではないからです。

寛解とは

症状の一時的な緩和、もしくは消えている状態のことを指します。

腫瘍の場合には、見かけ上しこりがなくなった状態を表します。

また、腫瘍による症状が消失し、検査結果でも正常な場合は、『完全寛解』といいます。

寛解したあと、抑えられていた症状が悪化することを『再燃』といいます。

再発

完治したあとに同じ病気に罹ってしまうことを『再発』といいます。

腫瘍の場合

腫瘍の治療の段階で、『完治』と『寛解』が混同して使われることがあります。
しかし、前述したように、『完治』とは完全に治ったことを指します。

腫瘍の場合には、しこり部分を取り除いたとしても、細胞レベルですべてを取り除くことは不可能で、体のどこかに、肉眼や画像検査では確認できない微小な腫瘍が残っている可能性もゼロではありません。

つまり、腫瘍の治療では『完治』ではなく『寛解』となり、腫瘍の治療のゴールは、寛解を保ち、再燃を抑えるということになります。

腫瘍治療の場合のステージ判断
  • 寛解後に再度症状が現れることを『再燃』
  • 皮膚腫瘍や消化器腫瘍など、固形がんの根治手術後、他の臓器への転移や同じ箇所に腫瘍ができてしまうことを『再発』
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犬猫の癌対策に免疫のチカラを

ご愛犬やご愛猫が癌を患っている時、免疫対策を行う事で予後改善も期待できます。

コルディ研究室ではコルディが免疫に対してどのように働くかを研究しております。

ご不明な点がございましたら、お問合せ下さい。

監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

林美彩

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

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