健康

狂犬病予防注射猶予証明書について

あなたの愛犬の体調が悪いとき、または重い病気の治療中、狂犬病予防注射を受けて大丈夫だろうかと心配になったことはないでしょうか。

例えばがん治療中で重篤な病状である時など獣医師の判断により狂犬病予防接種が不適であると判断されることがあります。

狂犬病予防注射猶予証明書

日本においては毎年、犬に狂犬病の予防接種を受けさせなくてはなりません。これは法律で定められています。

しかし獣医師の判断により狂犬病予防注射を行うのが不適であると判断された場合は、その限りではありません。
※注意:飼い主さま独自の判断で狂犬病予防注射を回避することはできません。

社団法人 日本獣医師会が平成8年度に発行した「狂犬病集合予防注射実施のためのガイドライン(監修 厚生労働省生活衛生局乳肉衛生課)」のガイドライン中に注射不適当犬及び注射要注意犬についての記述部分があります。

狂犬病ワクチンの接種が不適当だと判断された場合、その時点での狂犬病ワクチンの接種を回避することができるかもしれませんので獣医師に確認してください。

難病のご愛犬がいる飼い主様は一度、獣医師に確認されてみるとよろしいかと思います。

不適と判断される可能性がある状況例

下記のような状況ではワクチン接種の重い副反応が出たり、犬の健康・生命に影響を及ぼす可能性が考えられます。獣医師は危険を承知で予防注射を受けさせることはないとおもいます。獣医師が犬の状態を確認し狂犬病の予防接種を行うリスクがあると判断した場合狂犬病予防注射が(一時的に)猶予されることがあります。

  • 重篤な疾病に罹っていることの明らかな犬。
  • 重篤な心不全状態にある犬。
  • 急性期・増悪期の腎不全状態にある犬。
  • 以前に狂犬病組織培養不活化ワクチンや他のワクチン注射により、アナフィラキシーを呈したことが明らかな犬。
  • 明らかな発熱を呈している犬。(注射要注意犬)
  • 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患及び栄養障害等の基礎疾患を有することが明らかな犬。(注射要注意犬)
  • 腎臓疾患を有する犬。(注射要注意犬)
  • 血液疾患及び栄養障害等のある犬。(注射要注意犬)
  • その他の基礎疾患のある犬。ー予後が極めて悪い犬以外は、予防注射を行うことは可能であるー(注射要注意犬)

※これら状況例はあくまで参考になればと思い書かせて頂きました。予防注射接種の可否については獣医師が判断します。

獣医師の判断により証明書(証明書の件名は不適証明書であったり狂犬病予防注射猶予証明書であるなど市町村により異なることがあるようです)を発行してもらったら、市町村の公衆衛生を担当する部署に連絡してください。役所や集団予防接種の会場に持参するように指示があるかもしれません。それまで大切に保管しておいてください。細かな対応は市町村によって異なると思います。

 

狂犬病予防注射が必要だとされる理由

狂犬病は犬だけでなく人も感染する人畜共通感染症です。体内に狂犬病ウイルスを持つ犬に噛まれた場合は感染の恐れがあります。もし感染して発症してしまうとほぼ100%の確率で死に至るといわれています。

海外ではまだ命を落とす人がいますが、日本ではここ50年以上のあいだ犬にも人にも狂犬病の発症報告はありません。しかし外国から感染動物が持ち込まれ、その動物が国内の犬を噛み、その犬が人を噛む可能性は極めて少ないながらもあります。そして万が一発症すれば救う手立てがなく高率で死に至ることを理由に、予防接種は必要とされ、いまだに法的に義務付けられています。

なお狂犬病予防法は、主として人間の公衆衛生の観点から厚生労働省が定める法律です。犬の健康を願って定められた法律ではないことは知っておいてください。

狂犬病予防注射後の注意事項

今日の日本において狂犬病で命を落とす犬はいなくなりましたが、残念ながら狂犬病予防注射で命を落とす犬は毎年発生します。下記の事柄に注意し、万が一の時はすぐに獣医師に診てもらえるようにしてください。

  • 接種後3日間程度は安静にを心がけてください。
  • 散歩、運動は無理なく徐々に再開してください。
  • 数日間はシャンプーを控えてください。
  • 顔の腫れ、蕁麻疹、虚脱、振るえ、痙攣などの異常が現れる場合は、ただちに獣医師に連絡してください。
  • 混合ワクチン接種を受ける場合は充分な日数をあけるべきですので、獣医師に指示をもらって下さい。

 

 

ペットホテル、美容室、ドッグランなどの利用について

ペット預かり施設では、狂犬病予防注射が済んでいない犬の受け入れを拒むところが少なくありません。もちろん施設のルールは守るべきですし、他の利用者さまに不安を与えてしまってはいけません。


一方で「狂犬病予防注射猶予証明書や不適証明書など現状予防接種を行うのが不適と判断された何らかの証明書」の提示があれば受け入れてくれる施設があることをご存知でしょうか。ホームページ検索でいくつも見つけることができます。またホームページに記載がなくても「証明書」があることを伝えれば受け入れてくれるかもしれません。

かかりつけの動物病院が預かってくれることもあるかもしれませんので確認されてみるのもよろしいかと思います。

 

最後に

狂犬病ウイルスは日本で感染する可能性はほとんどないと考えられますが、極めて危険な人畜共通感染症であることは忘れずにいてください。正当な理由があれば予防接種は(一時的に)免除されることもありますが、他の犬との喧嘩は避け、人を咬んでしまうようなことが万が一にもないように充分な注意を払ってください。

それとみなさんは動物が大好きだと思いますが、清浄国でない国へ旅行するとき、現地の犬や野生動物との接触はできるだけ控えてください。

そして冒頭の繰り返しになりますが、飼い主さまの独自の判断で狂犬病予防注射を回避することはお奨めしていませんので、必ずかかりつけの獣医さんにご相談いただき、ご判断ください。

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監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所

代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

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