チワワの次に小さい犬とされるヨークシャーテリア。ヨーキーの愛称で親しまれています。
元々は、『ブロークン・ヘアード・スコッチ・オア・ヨークシャー・テリア』という長い名前だったようです。

可愛い見た目から愛玩犬(あいがんけん)として作られたと思われがちですが、実はネズミを捕るための害獣駆除犬として作られたという、ちょっと意外な過去を持っていたりもします。
ネズミ捕りとして作られたヨーキーさんですが、サイズ感、被毛の美しさ、活発で明るい性格から、次第に貴族などの上流階級でも飼育されるようになり、1882年にイギリスのケンネルクラブで公認犬種とされたそうです。

ヨーキーさんの平均寿命は14-16歳と、小型犬の平均寿命とほぼ変わりません。
日本最高齢のヨーキーさんは、21歳だそうですが、世界には26歳の子もいるのだとか。

体の小さいヨーキーさんですから、色々と注意しなくてはいけないこともあります。
長く穏やかに過ごすためにも、知識を持って接して行きましょう。

ヨーキーさんの特徴

『スチールブルー』と呼ばれる青灰色とタン色の、細くしなやかな直毛が特徴です。
この美しい被毛から、『動く宝石』と形容されることもあります。
性格は、ネズミ捕りの歴史からか、明朗活発ですが、テリアの血筋から、頑固で負けん気が強い一面も持ち合わせています。

ヨーキーさんの病気

ヨーキーさんが気を付けたい病気をご紹介します。

①水頭症
頭蓋腔内に髄液が貯留することで、脳室が異常に大きくなってしまう病気です。
髄液が貯留するタイプ(閉塞性)と、何らかの原因により、脳細胞が破壊されたり十分発育しなかったことで髄液が貯留するタイプ(代謝性)の2つに分かれます。
脳が圧迫されるため、行動異常や嘔吐、痙攣、歩様異常、気力喪失、突然興奮したりなど、脳機能障害を起こすことがあります。
先天的に起こることもあれば、後天的に起こることもあります。

 

②門脈シャント
腸管や膵臓、脾臓から肝臓までを結ぶ門脈がシャント血管(短絡血管)によって、静脈に繋がってしまう病気です。
通常は、腸管から吸収された毒素は肝臓で解毒されなければいけないのですが、このシャント血管(短絡血管)によって解毒されるはずの毒素が肝臓で処理されないため、この毒素によって様々な障害を引き起こし、最悪の場合、死に至る怖い病気でもあります。
先天性のものと、後天性のものに分類され、先天性のものは肝臓の中(肝内性)に血管があるものと、肝臓の外(肝外性)に血管があるものに分類されます。
手術が適応されることもありますが、食事制限やお薬などで症状を緩和させることもあります。

 

③気管虚脱
気管の軟骨が弱くなることで、気管の形が扁平化し、呼吸に異常が出る病気です。
咳が続いたり、扁平化が進むと呼吸が苦しくなるため、チアノーゼが見られることもあります。
年齢に伴う気管の変化だけでなく、肥満による脂肪の圧迫によって扁平化する場合もあります。

 

④膝蓋骨脱臼
膝の関節が脱臼してしまう病気です。
膝の関節部分には、『お皿』と言われる膝蓋骨(しつがいこつ)が乗っかっているのですが、これが内側や外側に脱臼してしまうことがあります。
小型犬の場合には内側に脱臼することが多いのが特徴です。
生まれながらに外れやすくなっている先天性膝蓋骨脱臼と、成長後に交通事故や運動時の捻りなどが原因で脱臼してしまう外傷性膝蓋骨脱臼とあります。
膝蓋骨の戻り方によってグレード1~4に分類され、重度の場合には手術が必要になります。

ヨーキーさんが気をつけたいこと

ヨーキーさんで気を付けたいことの1つが『肥満』です。
肥満は炎症を引き起こすことから様々な病気の引き金になってしまいますし、気管虚脱の原因や、膝蓋骨脱臼などの関節へ負担をかけてしまうことが考えられます。
摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考えたお食事にすること、筋肉を保つためにタンパク質をしっかりと摂取できるお食事にすることは重要です。

定期的に体重測定をすることも大事ですが、難しい場合には、日頃からBCS(ボディ・コンディション・スコア)を目安にして、お食事の量や運動量を調節してあげてください。

※BCS(ボディ・コンディション・スコア)の見方。
①横からウエスト部のくびれ具合を確認します。
②真上から腰のクビレ具合を確認します。
③肋骨部を撫でて、骨が触れるかどうかを確認します。うっすらと手のひらで感じられる程度がベストです。
④ウエスト部分を手で触って確認します。
⑤腰の上のあたりを触って、腰の骨がどのくらい浮き出ているかを確認します。

環境省のパンフレットを参考にしてください⇒『飼い主のためのペットフード・ガイドライン

 

しかし、どんなに気をつけていても、ご年齢に伴う免疫力の低下は避けることが出来ません。
免疫力の低下は、様々な疾病を引き起こしやすくなる要因でもあります。

ご愛犬の健やかな生活のために、免疫力をサポートするコルディを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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■こちらも合わせてごらんください。
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