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瘀血(おけつ)と腫瘍の関係性

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私たち人間や犬猫さんも、体の中では血液が流れていて、酸素や栄養素を全身に運んでいます。
しかし、この血液が何らかの原因で汚れたり、ドロドロになってしまって、流れが滞ってしまうことがあります。

この血液の汚れ(汚血)や滞りのことを東洋医学では『瘀血(おけつ)』と言います。

瘀血の状態が続くと、全身に酸素や栄養素を運ぶことができなくなるため、新陳代謝が低下するだけでなく、全身に様々な不調をきたします。

そして、東洋医学的には、腫瘍の原因の1つに『瘀血』が挙げられています。

瘀血でみられる症状

瘀血は冷えや痛み、ホルモンバランスの乱れなどを引き起こしますが、わかりやすい症状として、

・目の症状:充血、目の周りが黒くなる
・手足腰、下半身が冷える
・血管が怒張している
・浮腫みが生じる
・ふるえがみられる
・歯ぐきの色が暗紫色になる
・シコリができる

などが挙げられます。

そして、全身の代謝が落ちるという事は、体温低下にもつながりますので免疫力の低下=腫瘍細胞の増殖にもつながります。

『冷えは万病のもと』と言われますが、瘀血も万病のもととなり、『万病奇病のもと』ともいわれています。

しかし、これらの症状が起きている=病気に気付くことによって、瘀血を改善するための行動を起こす=血液の浄化 につながります。

国際自然医学会の会長である森下医学博士も『ガン腫こそ、血液の汚れを浄化するための組織』という説を提唱されていますが、瘀血による症状の最終形態が『腫瘍』ですので、腫瘍を予防するためには、血液の健康を守る=血液を浄化することが大切だと言えます。

瘀血の改善法

瘀血を改善することを、駆瘀血(くおけつ)と言います。
漢方では駆瘀血薬を使用することがありますが、漢方はその子の体質に合わせて用いるものですので、ご家庭で簡単に取り入れるのは難しいかと思います。

しかし、日常生活の見直しで瘀血を改善していく方法はあります。

生活の見直し

・ストレスを溜めない
・冷えがある部分はしっかりと温める
・適度な食事と水分(多くても少なくてもダメ)
・適度な運動

また、お食事の内容も活血作用のある食材や、補腎作用のある食材を使うのが良いと言われています。

活血作用のある食材

血液の滞りを改善する作用を活血と言います。

・黒豆、納豆
・オクラ、セロリ
・茄子、レタス(→これらは夏野菜のため、食べすぎ注意)
・イワシ、鮭、サバ、サンマ
・牛肉

補腎作用のある食材

体のエネルギー補給を行う作用を補腎と言います。

・黒豆、黒ゴマ
・カリフラワー、ブロッコリー、キャベツ、ゴボウ、マッシュルーム
・ししゃも、鯛、マグロ
・豚肉、羊肉、鹿肉、鶏肉、鶏レバー

※体質によっては上記の食材が合わない場合もあります。体に熱がこもっているような子の場合には、控えたほうが良い食材もあります。
その子のご様子を見ながら、食材を選んであげてください。

冬は寒さが影響して瘀血が起こりやすくなります。
日常生活の見直しや瘀血予防・改善の食材を取り入れて、血液を浄化していきましょう。

免疫を助け健康を維持する

コルディは多くの犬や猫の健康維持にご愛用頂いています。使用例も多数あります。詳しくはお問い合わせください。

監修獣医師:林美彩  所属クリニック:chicoどうぶつ診療所
代替療法と西洋医学、両方の動物病院での勤務経験と多数のコルディの臨床経験をもつ。 モノリス在籍時には、一般的な動物医療(西洋医学)だけでは対応が困難な症例に対して多くの相談を受け、免疫の大切さを痛烈に実感する。
ペットたちの健康維持・改善のためには薬に頼った対処療法だけではなく、「普段の生活環境や食事を見直し、自宅でさまざまなケアを取り入れることで免疫力を維持し、病気にならない体づくりを目指していくことが大切である」という考えを提唱し普及活動に従事している。

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